こちらが逆に勇気をもらう
こちらが逆に勇気をもらう、ってあんまり好きな表現じゃないけど、神楽坂でお店を営む人々から直接聞いた言葉たちを並べたら、そういう気持ちになった。
「ギリギリまで意地はってみよう(=お店を閉めないで続けてみよう)と思います」
「そろそろ限界ですけど、その先の景色もみてから決めますよ」
「ご贔屓さんやご近所さんに迷惑かけることになったら嫌なんですぐ閉めました」
「お弁当やっても利益はほとんど出ないんですけど、なんていうか、お店のこと忘れられないようにっていうのと、やらないゼロよりはいいかなって思って」
「(在宅勤務中にお弁当買いに行ったら)昼間の○○さん、初めて見た! 」って、こちらも初めて見ましたヨ。
計画を立てたい。
計画を立てたい。ただただ、先々の計画を立てたい。夏休みどこ行こうとか、取材で誰それに会いに行こうとか、どこどこに撮影行こうとか、いついつゴルフしようとか、あそこであれ食べようとか。いかに、先々のことを考えて生きてきたか。裏を返せば、ただただ今この瞬間をひたむきに生きることをどれだけ疎かにしてきたか。将来の「今」のための計画ではあるから、そのあたりの塩梅が難しい。