Kagurazaka 45.Tokyoのブログ

専門誌編集者のブログです

こちらが逆に勇気をもらう

こちらが逆に勇気をもらう、ってあんまり好きな表現じゃないけど、神楽坂でお店を営む人々から直接聞いた言葉たちを並べたら、そういう気持ちになった。

「ギリギリまで意地はってみよう(=お店を閉めないで続けてみよう)と思います」

「そろそろ限界ですけど、その先の景色もみてから決めますよ」

「ご贔屓さんやご近所さんに迷惑かけることになったら嫌なんですぐ閉めました」

「お弁当やっても利益はほとんど出ないんですけど、なんていうか、お店のこと忘れられないようにっていうのと、やらないゼロよりはいいかなって思って」

「(在宅勤務中にお弁当買いに行ったら)昼間の○○さん、初めて見た! 」って、こちらも初めて見ましたヨ。

計画を立てたい。

計画を立てたい。ただただ、先々の計画を立てたい。夏休みどこ行こうとか、取材で誰それに会いに行こうとか、どこどこに撮影行こうとか、いついつゴルフしようとか、あそこであれ食べようとか。いかに、先々のことを考えて生きてきたか。裏を返せば、ただただ今この瞬間をひたむきに生きることをどれだけ疎かにしてきたか。将来の「今」のための計画ではあるから、そのあたりの塩梅が難しい。

東京オリンピックは

東京オリンピックはかなりの確率で中止になりそうとか、アベノマスクは失策だったとか、財務大臣日銀総裁が共同会見するのは根本的に危ういことだとか、このタイミングで賭け麻雀してそれが報道されたカラクリとか、いろいろなコロナ対策としての財政出動の結果、もともと火の車が燃え尽きたあとみたくなってたはずの国の財政はどれほど悲惨になりそうだとか、もう少し真実や正論に近いところで報道なり議論なりしていかないとな、って思う。